2020
03.01

ワインづくりのこと(百農民)

イベント

『株式会社百農民』(ひゃくのうたみ)は、当社の子会社で、2004年から毎年、葡萄の栽培(委託)、葡萄の買い付け、ワインの製造(ワイナリーへの醸造委託)、流通・販売といった、プロデュースをおこなってい会社です。

今回は、2020年4月に新たに出荷を予定している『百農民甲州2019』についてお話させていただきます。

3/1(日)は、ワインの醸造をお願いしているシャトージュンさんへ、瓶詰め前の試飲に行ってきました。
シュール・リー方式※と言われる醸造方法で仕込んだワインを、初めて、タンクから原液をとって、試飲させて頂きました。

※シュール・リーとはフランス語でSur(上に)、Lie(澱<オリ>)、つまり『澱の上』という意味です。一般的な白ワインは、発酵後に澱引きが行われますが、シュール・リーはその澱引きを行わずに、澱の上で熟成させるため、酵母由来の風味や旨味をワインに与えることができると言われています。


分厚いボディで、酸味もしっかりしています。澱と一体となって熟成させているためか、にごり酒のように白い液体です。
また、昨年に続いての「ノンフィルター」、つまり無濾過タイプのものも出荷を用意していますが、こちらもシュール・リーに負けていませんでした。

ボディが強く、酸味・旨味もしっかりしており、「百農民甲州2019」は、今回も期待できそうです!