2023
0510

社員育成方針


当社の社員育成方針:『バランスのとれた能力開発を目指す』

一般にIT企業では、技術系の社員に関し、どうしても”技術面に偏った教育”になりがちな面があるのではないか、と感じています。確かに個々人として「技術に突出していること」は重要です。しかしチームの単位として見た時に、それだけでは、チームとしてはもちろん、個人としても、十分に能力が発揮できるとは言い切れない面があります。そこには「適切なマネジメントが施されていること」に加え、チームメンバー各人にも「仕事の観念が徹底されていること」「ひとりのリーダーシップが発露されていること」が理想です。そこで当社では、マネジメントに携わる立場にある社員はもちろんのこと、チームメンバーひとりひとりに至るまで、「技術教育」のみならぬビジネススキル、特にマネジメントスキルの向上に力を注いでいます。また、マネジメントスキルの構成要素としては、コーチングスキルを重視しており、そうした研修も取り入れています。その他、セルフプロデュース(自己アピール力)、職業倫理、と、当社ではこの4つの要素をベースにおいた社員教育に力を入れています。

ビジネススキル

『ビジネススキル面』では、当社独自の体系的な「マネジメントスキルトレーニング」の実施、チームビルディングを意識した社内イベントの開催、そしてコーチングといった『”チームを機能させるために必要なマネジメント能力”』を身につけてもらうことを目的とした教育を行っています。
一般に、社員は歳を重ねれば、その経験と、蓄積した技能をもって「後進を育成」したり、リーダーとして「チームをマネジメント」する役割が求められます。当社でも、そうした立場に達した社員が、「その役割を理解し、実践していること」が非常に重要と考えており、そこに”人事評価上のポイントがある”という価値観を社員の皆さんと共有しています。その”実効性”を高めるべく、社からは、「どのような支援が必要か」との観点に立ち、社員の能力開発の手助けを行っています。

セルフプロデュースと自己アピール

当社では、職種に関わらず、全ての部門の社員ひとりひとりが、「自分を売り込む”自己アピール”の力」と「セルフプロデュース力」を有することが、その先の社員の職業人生を考える上で、とても大切だと考えています。こうした能力を、ひとりひとり発揮できるよう、その必要性やメリットについてお話ししたり、具体的にどのようなことを行えばよいのかを、研修の中に取り入れてトレーニングしています。 職場における様々な言動は、絶えず周囲から「評価」されています。普段、無意識に考えたり話している内容が「ネガティブ」な方は、図らずも相手に対して不快感やストレスを与えている場合があり、相手との関係性や、相手からの評価を悪くしている可能性があります。 ひとつには、こうした普段の無意識な言動に気をつけて振舞うことが、自らの営業スキル面、例えばセルフプロデュース力・自己アピール力といった能力を高めることに繋がるという観点に立ち、社員の能力開発の手助けを行っています。

職業倫理

『職業倫理』の面については、昨今、この欠如に起因する企業の不祥事の報道が後を立ちません。そうした行為は、個人の資質に起因する場合もありますが、企業文化に起因している場合も多々あると考えています。法令順守を大前提とした行動規範を社に根付かせるためには、職業倫理観念の徹底を意図した継続的な取り組みが重要です。社員へ、入社時、そして入社後もこうした講習を定期的に受け続けてもらう事は、顧客や自社のみならず、社員自身を守る事になる、と考えています。

技術キャリアの認識基準

新人技術社員はコンピュータ概論から始まり、基礎技術であるプログラミング/Linux OS/VMware等の仮想技術/OracleDB基礎などについて、日々、資格習得と、PC上などの実機での技能習得、機能検証を行いながら、OS・ストレージ・DB・クラスタウェア・バックアップソフトウェアといったカテゴリでの実務の習得にあたります。年次ごとにスペシャリストキャリアパス→スペシャリスト→専門性の拡張→プレイングマネージキャリアパス→コンサルタントへとキャリアアップしていくため、各段階においての必要な技術の取得に注力します。


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